森羅を映す湖 〜自己を見つめて〜

「本当の相手」に出逢ってしまった、ADHDでアスペ持ちの日々とつぶやきです。
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もし昔に戻れたら…?

今回は、昨日あった出来事からちょっと思う事があったので、エッセイ風に。



昨日、職場の後輩の男の子(20代後半)から聞かれた事がありました。


「もし、100万円払ったら自分の18歳の頃に戻れるなら、美真さんは100万払って戻りたいですか?」


と。


私は、ほんの少しだけ考えて


「いや、戻らないね。」


と即答に近い返事をしました。


後輩君は「そうなんですか?」とちょっと意外そうな反応でしたが、逆に


「じゃあ、△△君(その後輩君)は、もしそれができるならそうしたいの?」


と聞いたら

「そうですね、はい。」

と答えました。


きっと、彼は過去に帰ってやり直したい事があるんでしょうね。

もしかして現状に満足していないのかな。



私が「戻らなくても良い」と思えるのは、多分これまで自分が生きてきた道・選んできた道に後悔がないからだと思います。


そもそも、これまでの経緯を辿ると…「あの時この道を選んでいなかったら、今の自分はない」と思える事ばかりだからです。


まず、進路について…あの時、私が入った学校を選ばなければ、私は地元から遠く離れて出てくる事は多分なかった。

就職する時に別の会社に受かっていたら、旦那との出会いはなかった。

(旦那とは職場結婚でした)

旦那と結婚しなければ、息子には出会えなかった。

旦那と結婚しなければ、今住んでいるこの地に来る事はなかった。

この地に来なければ、今の仕事をする事は出来なかった。

そして、この地に来る事がなければ、彼と出逢う事はなかった…。


でも実際には、彼は私が昔住んでいた地域に今住んでいるので、もしかしたら彼が今住んでいる地域のどこかで出逢う事もあったのかもしれません。

でもそうしたら、彼と昔の繋がりがある人達とは、私は出会う事はなかったし、こんなに共通の話題もなかったように思います。


今までの私の選択は、全て間違っていなかったというか、まるで仕組まれていたかのように今なら思えます。

だから、やり直したいとは思えないんですね。

そういう意味では、旦那を選んで結婚した事も、今まで結婚生活を過ごしてきた事も、全ては間違いではないんです。

旦那は私にとってツインソウルの相手ではないけど、間違いなく「ソウルメイト」ではあると思ってます。



それに…最近思うのは、「歳を重ねてくる」って悪い事でもないんだな…と実感する事が多いんです。

アラフォーを迎えたら確かに体力は落ちる、代謝も落ちる、肌は衰える、シミも増えてくる…と、体力や外見的にはそりゃ〜正直下り坂です(苦笑)。

でも最近、精神面が満たされる事が増えてきているというか、「この歳になってわかる楽しさ」みたいな物があって。


私は結構色んなジャンルの音楽のライブやコンサートに出入りするのですが、この間、昔から好きだった山下達郎さんのコンサートに初めて行く事ができ、還暦を迎えても衰えるどころかますますパワーアップしている達郎さんのその姿と音楽に感動し、また観客も私よりちょっと上の世代の方や還暦前後と見受けられる方も多く、皆さんライブを楽しんでおられていました。

また、知人のアマチュアバンドのライブにも行きましたが、その方もアマチュアとは言え、山下達郎さん同様音楽生活40周年を迎えていて、その記念ライブに行った時に観客が自分と歳の近い人や、やや上の人が多く、思いがけずその観客達の一部とその時親しくなり、楽しく大人の付き合いができる人達だ…と感じました。


また仕事を通して知り合った人も、彼の繋がりある関係者達も、皆一様に素敵な人が多く、皆さん良い歳の重ね方をしているな…と思える方が周りに多いんです。


だからですかね。

「歳を重ねた今だからこその楽しみ、面白さ」というのを最近すごく実感してます。

昔の若い時の話題を振り返って楽しみつつ、でも過去を振り返るばかりじゃなくて、今についても語ったり楽しんだりできる…そういうのがすごく心地良いです。


そして彼も歳の割にはかなり若々しい人だし、やっぱり昔の話題についても今の話題についても楽しく語る事のできる相手でした。

だからかな…わざわざ「今から戻ったり若返ったりしなくて良い」と素直に思えます。

若々しさを保ちつつ、上手にこれからも歳を重ねて行きたいな、と思うんですね。

そこには彼も一緒にいるのが一番ですが。




…あ、でも後輩君への返答で変則的に

「100万で18歳に戻らなくてもいいけと、10万円で15歳に戻れるならちょっと戻ってみたいかも。」

と答えたら「それってズルイじゃないですか!」と苦笑されてしまいました(笑)。


というのは、私は人生をやり直したいのではなく、その15歳から18歳までの間に、もう一度やってみたい、やり直してみたい事があったのです。

それは、多分未来に影響を及ぼすものではないと思うのですが…


中学の時から憧れていた先輩達に、その学校に入学する事ができて一緒に部活をやる事ができるようになり、夢のような楽しい部活生活を一番楽しく送る事ができたのがその3年間でした。

そこをもう一度だけ味わってみたいのと、その間にやり残した心残りの出来事が一つだけあって、「あの時、ああしてたらその後はどうなっていたのかな…」とずっと後々まで心に引っかかった出来事があったので、そこだけ思い切ってやり直せるならやり直してみたい…って位かな。



今、ふと思いました。

同じ質問をもし彼にぶつけたら、彼は何て答えるのかな…と。


でも私と同じ魂を持つ彼なら、多分私と同じ答えを選ぶような気もします。

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