彼への新たな連絡
そんな訳で、塩田先生に会いに行こうと決めた私でしたが、それから連日のように来るようになった性感について、これは一体何だ?! と思い、またそれから色々ネットで検索したり調べたりしてみました。
するとどうやら、エーテルセックスだの、エネルギー交流だのと呼ばれるものらしく、ツインソウル体験をしている人の中には割と似たような体験をしている人も多い事がわかりました。
そしてその出来事をTさんにも話してみたところ、Tさんいわく、今までツインの体験や感覚を味わっていたり感じたりする人は周りにいたけど、Tさんの周りでリアルに私のような体験をした人はいなかったようで、Tさんも私の体験談には驚いていました。
そして
「これはツインの彼が、美真さんに会いたがってるんじゃないですか?」
と。
「思い切って会ってみたらどうですか?」
と言われ、私は考えもしなかった事を言われて焦りました。
でも私は2年前に「もう二人では会わない」ときっぱり彼に言われていて、かと言って共通の知人を交えて会えるような人もいなく、今の段階では会おうとなんて全く考えてもいなかったんです。
でも連日のように来始めた性感を持て余していたのも事実で、しかもこの時彼とは全く連絡を取っていなかった訳ではなく、高校野球の話をキッカケに数回メールをやり取りしていた後だったりしていて。
そしてこの頃はもう旦那が戻ってくる事が決まっていたので、わざわざ彼のいる地に行くには、旦那が戻ってくる前じゃないと行きづらいというのもあり、じゃあ旦那が戻る前に旦那の赴任先に遊びに行きつつ、ダメ元で…と迷った末、彼を誘い出して見る事にしました。
そう、実は彼とメールのやり取りが減っていた1年半の間に、とある彼の知り合いが出しているスポーツバー的なお店の話になった事があって。
そのお店を以前彼から教えてもらってから、いつか一度は行ってみようかな、と思っていたのでした。
なので、彼には
「今度の連休、そちらの地に遊びに行く予定ができたので、以前教えてもらったお店にも行ってみようと思ってます。
それで…○日に一人で行くつもりでしたが、もし良かったらお店を案内してもらえたらありがたいので、一緒に行ってもらえませんか? もし二人で会うのが無理なら、そちらは友人連れでも構いません。」
と思い切ってメールをしてみたのです。
それからです…さらに連日のように性エネルギーが激しくなったのは…(汗)。
性エネルギー体験談の回にも書いたように、その頃から性エネルギーと一緒にテレパシーまで入ってくるようになり、その様子からは、彼が私と会おうとしているのかそうじゃないのか、悩んでいるような葛藤を感じてしまって…。実際、メールを送ってから数日は返事がなかったのです。
そしてこの性感と一緒に入って来ていた彼の感情が
「会うのが怖い」「あなたの家庭をめちゃくちゃにしてしまいそうで怖い」
と、私に会うことにすごく怯えていて葛藤している様子が伝わってきていたので、この時に私はエクスタシーを感じながらも
「大丈夫、私の方は何があっても全て受け入れる気持でいる。覚悟決めるから、そっちも安心して欲しい。私があなたを幸せにしてあげたい」
と自然と彼の全てを受け止める気持ちになり、その気持ちをこちらからも彼に優しく語りかけるような感じで、テレパシーで彼に呼びかけてみました。
そして誘いのメールを送ってから数日後の深夜、またミスチルの「HANABI」を聴いたり、二人の出逢った時のイベントに関わる曲をネットで聴いたりして私が妙に切ない気持ちになったり胸が苦しくなった日があり、これが彼の気持ちがシンクロして苦しいのか、自分の気持ちなのかわからなくなっていて、あまりにも返事が来なければもう一度メールをしてみようかな…なんて思っていたところでした。
しかもこの時、Tさんには、彼へ会う約束の誘いメールをした話をしてあったので、こんな風に誘った、という話をしたら
「そんな、もし良かったらその店に友人連れでもいいから来てほしい、じゃなくて『あなたに会いたい』のだ、と書いたらどうですか?」
なんて言われてたので、あまりにも返事が来なかったらそうするべきなのかどうなのか…それで自分で胸が苦しくなっているのかな、なんて思っていたところでした。
そんな切ない気持ちになっていた深夜、ある時急にふと、どこかから声が聞こえて来たのです。
「行くよ。」
と。
「行くよ。ちゃんと受け入れてくれるなら行くから。」
と。はっきり声が聞こえて来たのです。
それが心に直接語りかけて来るような感じで。
それまでは性エネルギーと共にテレパシー的なものは入って来たり感じたりしてましたが、テレパシーだけではっきりと言葉になって入って来たのはこの時が初めてで、すごく驚きました。
明らかに思い込みじゃないんです。急に言葉だけポン、と入ってきたので。
それで私も
「本当に? 私が夕方に受け入れる、ってテレパシーで伝えた気持ち、ちゃんと届いてるの?」
とやはりテレパシーで語りかけたら
「うん、ちゃんと届いてる。だから本気のメール、待ってるから。」
と、やはりテレパシーで返事が返ってきたのです。
それで翌日の朝には、何故か彼が悩んでいたものから吹っ切れたような、清々しい気持ちというかスッキリしたようなオーラが私の中にも感じられていたので、あ、これは彼の気持ちがシンクロしてるのかな? と思いました。
そして彼からのテレパシーとスッキリしたようなオーラを受け、翌日の夜にもう一度、今度は「あなたに会いたいのだ」という本当の気持ちをメールで送ろうかな…と思っていたところでした。
すると。
何と、私がメールを再度送る前に、彼から返信が来たのです!
それは私が誘いのメールを送ってから4日後の事でした。
返信内容は…
「返信遅くなってすみません。
もしかしたら○日、お付き合いできるかもです。
でも…どうしてもその店じゃなきゃダメですか?
違う所なら喜んで、って感じなんだけど…。」
…と、予想外の返事が返ってきたのです!
うわー、うわー、うわー、うわーーーーー!!!!!
予想外の内容と、彼とまた会えるかもしれないという事に私は舞い上がり、心臓はバクバクドキドキ。
どうしよう、そしてこの「喜んで」ってどういうこと?!
そしてこの文面だと、友達連れて行くなんて一言も書いてないじゃない! 本当に友達連れてこないで二人で会うの?
だとしたら、あんなに二人で会うの避けてたのにどういうことー?!
このメールだとどう見ても喜んで二人で会う気満々じゃないのーーーーー!!!(汗)
…と。
この時、改めて前日深夜に突然入って来たテレパシーが思い込みではなく、本当だったんだ、と悟りました。
前日のテレパシーも、今朝感じたスッキリとしたオーラというか感じも、やっぱり本当だったんだ! と。
それで、ここは前日の彼から入って来たテレパシー内容「本気のメール、送って」というのを思い出し、こちらからの返信は素直な嬉しさ全開で
「返信ありがとうございました。
例のスポーツバー、行ってみたいとは思ってましたが、せっかくなので、どこかそちらの他のオススメがあるなら喜んでついて行きます!
久々にお会いできるのが嬉しいので、楽しみにしています。」
…と返しました。
…あれ? 当初のスポーツバーに一人でも行くつもりだった予定と全く変わってるぞ…?(汗)
でも、こちらの本音はスポーツバーは口実で彼と会いたかった、というのがあったので、私としては彼と会えるならどこでも良かったのです。
そして何故、彼がこのスポーツバーではなくて他の店で…と言ってきたのかもメールで聞いてみたら、どうやら彼は私と会わなかった2年の間に引っ越しをしたらしく、引っ越してからはその店から遠くなってなかなか行けなくなって一度も顔出してないので、ちょっと気が引けるから…という理由でした。
そして
「当日はどこから来ますか? あまり守備範囲広くないけどお店、探しときます。」
と返ってきて、思いもかけず、彼と2年ぶりに再会する事が現実となってしまいました…。
この時、返事をもらってから実際に彼に会える日までは半月程ありました。
この後、彼と会うまでの2週間は全く心が落ち着かない日々を過ごす事になり、そしてそれまでに塩田先生とも会う約束になっていたので、彼と再会するまでには彼がやはり私のツイン…本当の相手なのかどうかもわかる日を迎えるのでした。