森羅を映す湖 〜自己を見つめて〜

「本当の相手」に出逢ってしまった、ADHDでアスペ持ちの日々とつぶやきです。
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本音をぶつける

長らくお待たせしました。
一昨年秋の彼との再会物語、ようやく続きを書こうと思います。

ただ、しばらく開いたので「どこで終わったのかもう忘れたよ!」なんて方も多そうなので、ここはありがたいリブログ機能を使い、前回のブログをここに上げさせて頂きます。

内容をお忘れの方はまずこちらから↓


…という訳で、これからの時間が彼に本音をぶつける、私の勝負の時間となりました。


私が
「今日は帰るつもりありません。そのつもりで来たんです。」
というと慌てふためき始めた彼、そして呆れたように苦笑して「は? 何言ってんの?!」という感じでした。


そして彼は
「何で? 何で俺なの?! 第一美真さん、結婚してるでしょ。何言ってんの?!」
という感じで。


そこで私は
「それは…あなたが運命の人だとわかってしまったから。」
と伝えました。…流石にここでツインソウルとか、本当の相手だとかは言えませんでした。

でも彼は
「…いや、俺は美真さんに運命なんて感じた事はない。第一、出逢った時から美真さん結婚してたし。」
と、受け入れようとはしませんでした。

そして私は
「…実は…声が聞こえたりするんです。この間聞こえてきた声と、メールでもらった内容が一致してて。」
とか、ちょっと普通なら伝えるべき事ではない事も正直に伝えてみました。
でも彼はそれも認めようとはせず、「そんなのは偶然でしょ?!」とやはり信じない。

「…もしかして、変な宗教とかやってない?」と言われましたが、それについてはもちろん「やってない」と否定しました。
そして彼は
「俺、スピリチュアルとかそういうの割と好きだけど…でも美真さんの事運命だなんて思った事もないし、なーんにも感じない。」
と、とにかく、私へは何も感じた事も、思った事もない、の一点張りでした。

そして彼は
「どうして俺なの?! 俺なんて過去に酷い事してきた酷い男なんだよ?!」
と言って、それまでの自分の過去…主に、自分が結婚していた時に他の女性に本気になってしまい、自分の家族を壊してしまった事を事細かに話してくれたり、その時に地元を出る事になった事、過去に付き合った女性との話、そして最近では付き合ってる訳でもない水商売の女性に貢ぎまくった話など、いかに自分がいい加減でダメな男なのかを延々と私に語って来ました。

その間はずーっと私は聞き役に徹し、うん、うん、と聞いていましたが、一通り彼の話を聞き終わっても私はにこやかに
「あなたがそんな男だってわかってますよ。それでも私は全然大丈夫ですよー。」
と、まるで何でもないかのように答えました。
そんな様子の私を見て彼は「…どうしてわかってくれないかなー…」と、半分呆れたような落ち込むような感じでした。

そして一旦落ち着いた様子で静かに
「…でさ、結局どうしたいの? ただセックスしたいだけ?」
と、単刀直入に聞いてきました…(汗)。
さすがにちょっとドキッとしたというか…照れましたね…。

そこで私はうーん、とちょっと考えて
「それもないと言ったらウソになるけど…できれば定期的に会いたい、かな」
と答えたところ、
「でもさ、毎回こんな風に来られたら…俺、怖いよ。」
と言われ…
うん、そうだよね。いきなり久々に会った女友達と楽しく過ごそうと思ってこんな事言われたら怖いよね。

彼は
「せっかくこっちに出てきて、美真さんには喜んでもらおうと思って色々とセッティングしたのに…こんな事言われるなんて思ってもみなかった。そんなつもりじゃなかったのに…。」
と言ってました。
ちょっと申し訳ない気もしましたが…。

そして改めて
「何で俺なの?! 俺じゃなくてアイツ(元同級生さん)とか、あの男(以前メールでやり取りしていた時に話の中に出てきた、とあるイケメン男性)とかにいけばいいじゃん!」

…と、何だか矛盾した事まで言ってきました。
だって、元同級生さんは結婚してて妻子持ちだし、その他にここで出てきた男性は独身だけど、私が結婚してる訳で、どっちにしても不倫になってしまって私にはリスクなのに…。
それだけ、彼も混乱していた、って事だったのでしょう。

で、22:30頃からそんな事を話してたモンだから、私の終電時間はとっくに過ぎてしまい…。

「終電、なくなっちゃいました」

と、また私はにこやかに彼に言ったら、彼は「おいおい…」といった呆れ顔。

「俺はタクシーで帰れるから。」
と言われたら
「じゃあ、付いていきます。」
と私。
「俺、置いて一人で帰るよ。」
と言われたら
「じゃあ、一緒にタクシー乗り込んじゃいます。」

…と、今考えるとちょっとストーカーばりの私の言動でした。
それだけ、この夜に賭けていた、って事だったのですが…。

終電も無くなってしまい、時間的にも0時をすっかり過ぎたところで、彼は
「場所、変えよ。」
と言って、二人でこの店を出る事になりました。


この後はどうしたかというと…それはまた次回に続きます。
まだまだ、私と彼との長い夜は続くのです。
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