ツインの概念を知る時
今まで、ツインの彼との軌跡を飛び飛びで書いてきてきましたが、前に書いてから1ヶ月以上経ってましたね(汗)。
まぁ、その間に色んな事がちょっとあり過ぎたもので…。
で。
ようやくここに来て、少し落ち着く事ができたので、今回はその続きを久々に綴りたいと思います。
2014年の1月に、彼が先輩のKさんと中学以来の再会を果たし、彼からお礼を言われて私は自分の役目を果たした…そう思ってから約1年半。
彼の事は私の中ではすっかり過去の人となっており、たまーに思い出した時に数ヶ月置きにメールをする程度の「普通のメル友」の存在となっていて、日常で彼の事を思い出す事はめっきり減っていました。
その間、旦那は相変わらず単身赴任続きで月に一回程度、こちらと赴任先を行き来をする生活も変わらず…その間、彼に会う事も会おうと思う事も全くありませんでした。
単身赴任生活は変わらずでしたが、息子の学校生活の事で悩んだり、家族で旅行に行ったりと、まぁ普通の家族の生活を送っていたと思います。
ただ、この単身赴任生活も2年を迎え、この生活がいつまで続くのかもわからず、転勤族というなら旦那が戻ってくるまで待ったりもできたのですが、現状のままではヘタしたら定年までずーっと単身赴任の可能性もあり、お金や生活の事を考えて、今後はそろそろUターン転職も真面目に考えて欲しい、なんて話も夫婦間では出ていました。
そして旦那もようやくその気になり、ちょっと気になるこちらの企業に目をつけ、試験を受けようか…なんて話が出ていたのが去年の夏。2015年7月末の事でした。
この時に、わたしはある重大な概念の話を耳にする事になったのです…。
私には仕事を通じて知り合った、Tさんという女性がいました。
そのTさんとは、その2015年7月の時点で、お互いに知り合ってからは1年近く経っていたのですが、ある時Tさんと二人きりで話ができる機会があり、その時の話の流れで、Tさんから初めて「ツインの概念」や「本当の相手論」というものを耳にする事になったのです。
Tさんは、私からそれまで聞いていた私達夫婦の様子の話で、何となく「私と旦那は本当の相手同士ではない」という事を感じ取っていたようです。
私は今までそんな事を考えた事もなかったので、それを指摘された時に最初は驚いたのですが…。
彼女からツインの概念や本当の相手論について話を聞けば聞く程、ある男性を思い出さずにはいられませんでした。
そう、それはもちろん、2013年の夏、つまりその時からちょうど2年前に知り合った彼の事でした…。
そこで私は恐る恐る、実は1人思い当たる男性がいる事、そしてその彼との出会いの話や、出会った時から今までにないほど強烈に惹かれた相手であり、別れてからもう一度会いたくてたまらなくなったこと、その後のメールのやり取りではお互いに何故か過去をさらけ出すような内容のやり取りが多かったこと、などをそのTさんに打ち明けていきました。
するとTさんは私の話を聞いて驚き、
「それ、99.9%間違いなくツインですよ!」
と。
それを聞いて、私までドキドキして来たのをよく覚えています。
すっかり過去の想いとして気持ちとしては墓場に葬り去ってしまった彼。
もう二度と直接会う事はないだろう、と、もうメル友でしかない相手だと、自分の気持ちの中で認めてしまったあの彼が。
まさか、まさか、まさか…!!
そしてTさんからそれを聞き、私はその後、躍起になって「ツインソウル」というもの、そしてTさんから教えてもらった「本当の相手論」についてのサイトを探しまくったり読みまくったり…そうするとますます彼がツインの相手・本当の相手なのではないか…? と確信を深めていくのでした。
そしてTさんは、その後さらにまた驚く事を言うのです。
「せっかくだから、その彼に久々にメールしてみたらどうですか?」
と。
えーー…?!!
そんな、用事もないのに何を送れば… と思ったのも束の間、ある一つのネタが思い浮かんだのでした。
それは「高校野球」。
そう、夏と言えば甲子園。確かに私と彼が出会った頃は夏で、出会った直後に夏の高校野球が開幕し、お互いに野球好きだとわかった私達は、その頃連日のように高校野球ネタでメールが盛り上がっていたのでした。
そして普通のメル友になっていたその1年後の2014年の夏も、その時期にはやはり高校野球ネタでやや他の時期よりメールのやり取りが増えたりしていました。
ちょうどその夏の高校野球が始まる時期でもあった事から、再びそのネタを取っ掛かりにして、じゃあ連絡してみよう…という事になったのです。
…という訳で、そのもうすぐ始まる夏の高校野球をネタに、彼へ久しぶりにメール連絡をしてみました。
すると。
彼から返信がきたのですが、私がメールを送ったこの時になんと、彼は私の故郷の地へちょうど旅行中だったようで、そんな時に私からメールが来たので「すごい奇遇ですね!」と驚いていたようでした。
そして。
彼はそのメールの文面の最後に、私達が出会ったイベントの事を書いてきて
「今日は○○の日ですね。あれからもう2年も経つんですね。」
…と、私はメールを送った日がたまたま彼との出会いの日からちょうど2年であった事に気付きながらも、あえてその話題を出さずにメールしたのに、まさか彼の方からその話題を振ってくるなんて…!
と、予想外の返信内容にまたドキドキ。
ああ、もしかして彼もその事忘れないでいてくれてるのかな、なんて。
そんな思わぬメールの返信内容見て、私はまた動揺してしまいました。
そしてもう一つ思った事は
「…どうしよう。もしかして近いうちに旦那がUターン転職で戻ってくるかもしれないのに。
つい最近まですごく旦那に戻って来て欲しかったのに。
今になってこんな、あの時の彼の事を思い出して、しかも彼がツインの相手かもしれない、なんて…。」
という事でした。
つまり、ちょっとした混乱を起こしてました。
そんなドキドキ感を抱えたりツインの概念を知ってしまった私でしたが、この後さらに、自分の中で驚くべき出来事が自分の身に起こるようになってしまうのでした…。