森羅を映す湖 〜自己を見つめて〜

「本当の相手」に出逢ってしまった、ADHDでアスペ持ちの日々とつぶやきです。
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自分の中に目覚めたもの

今回は、ちょっと性に関するややあけすけな話をします。


なので、そういう話が苦手な方は、今回は読み飛ばして下さい。




彼と出逢った当時、私は年齢的にはアラフォーでした。

息子も生まれてから子育てにひと段落とまでは言いませんが、いわゆる性欲的な物はあまり無くなって来ており、積極的に子供を増やす事も特に望んでいなかったのもあって、夫婦間での交わりもかなり減ってきていたし、旦那の単身赴任生活によって、それはますます減っていました。

でも、そんな性生活にあまり不満もなかったのです。

むしろ「わざわざするの、結構面倒くさい」と思っていたりして。


性交渉は嫌いではなかったけど、特別好きでもなかったのです。

旦那の事は好きでしたけどね。



が。

そんな私が、彼に出会ってから途端に、いきなり性欲の扉が開いたようになってしまったのです…!



彼に初めて出逢った後、とても彼ともう一度会いたくてたまらなくなっていた頃。

私は、生まれて初めて「この人に抱かれたい」と思うようになっていました。


私はそれまでの人生で一目惚れの経験はなく、今まで好きになった人は、全て少し時間をかけてからじわじわ気になる存在になっていき、その人の事が頭から離れなくなってドキドキして初めて「あれ? これもしかして私、この人の事好きなのかな…?」と意識し、その後ようやく「ああ、私はこの人の事が好きなんだ」と自分の気持ちを認められるようになる、というパターンでした。

そして自分がその人の事を好きになった気持ちは認められても、その後その人とああしたい、こうしたいという思いや妄想が出てくるとしても、せいぜい「ハグしたい」「キスしたい」「肩抱かれたい」とかその程度で、それ以上の進展は考えもしなかったし、あまり考えたくもなかったのです。


これは結婚前の若い時だけではなく、結婚してからいわゆるイケメンさんや自分のタイプの男性に会った時でも同様で、どんなにカッコイイ人や好みのタイプに出会っても「わ、この人ステキ。カッコイイ!」と少し位ドキドキする事やときめきはあってもそれ止まりで、「この人に抱かれたい」なんて考えた事もありませんでした。

だから、よく有名人男性のランキングで「抱かれたい男ランキング」なんてありますが、そもそも旦那以外の男性に抱かれる想像も抱かれたいと思った事もありませんでした。


あ、ここまで書いたらわかってしまうかもしれませんが、恥ずかしながら私のここまでの人生における性体験の相手は旦那しかいないのです。

ある意味、これは私のコンプレックスの1つでもあるんですが…。



それでそんな私が。

出逢ってしまい、強烈に惹かれた彼に対してだけは、今まで他の男性に対して感じた事がないほど強く「彼に抱かれてみたい」と思うようになり…

彼ともし今後再会できたら…と考えた時には、濃厚なキスシーンを妄想してみたりとか…

いや、自分が性欲の塊にでもなってしまったのかと思いました(笑)。


しかもそれだけじゃないんです。

同僚の独身の後輩の男の子にすごく触れてみたくなったりとか(実際は勝手に触るのはセクハラになるので一方的に触ったりはしてませんが、その後輩に肩もみを頼まれて肩もみした時にちょっと私が喜んでしまった、とかいうのはあります。笑)、仕事上で色々知り合った同年代の男性達が急にステキに見えてきて、ああ、あの人もステキ、この人もステキと思うようになり、自分が色ボケババア(笑)にでもなってしまったのかな、と。


はたまたもう、排卵期の時期になると急に「シたくてたまらなく」なり、一時は本気で女性向け風俗にでも手を出そうかな…と真剣に考えてました…(苦笑)。


この頃にネットで気になる記事が目につき、ちょっと読み進めてみたのですが、女性は40を過ぎると肌が敏感になり、感度が増す、そして性欲も上がってくる…という記事でした。

何でも若い頃に比べると肌が薄くなってきて肌が敏感になりやすくなるそうで、その分感度も増してくる…とかそんな内容でした。

そして性欲が上がってくるのは、閉経が近付いてきて本能的にもう子供が作られる期間が限られてくるから…という危機感から、とか何とか。


なので、彼に抱かれたいと思うようになったのとは別に、他の男性に対しても性欲が出てきてしまうようになったのは、この40代になる女性としての単なる自然現象の1つなんだと、この時は思っていました。



でも今考えると、完全にこの性欲の扉が開いたのはやはり彼に出逢ってからなので、彼との出逢いが鍵になっていたのだと思うのです。

この頃はまだ彼の事はツインソウルの相手だという事は全くわかってませんでしたが、後になって思い出すと間違いないと思います。


その証拠という訳ではありませんが、後々彼がツインソウルだと認識してからは、定期的に来ていた排卵期の異常な性欲(シたくてたまらない、触られたい願望)はピタッと収まりました(笑)。

まぁ、彼をツインの相手と認識するのはまだずっと後の話なので、それはまたその時に書きます。



つまり、彼はそれほどまで、欲望をかき立てられるほど心の底から惹かれてたまらない存在だった、というのは事実です。

そして、前回の「再会の実現」で書いた、「彼とは一緒にいるだけでいいと思った」というのは、ここに繋がってくるのです。


どういう事かというと、彼に出逢ってから彼に会いたくてたまらなくなり、彼と離れている間は、彼とのそういう妄想や想いに取り付かれる程の焦がれた想いに支配されたんです。

それなのに、いざ彼に会ってしまうと…不思議な程そんな欲は収まり、くっつきたいとも触られたいともキスしたいとも思わず、会って一緒にいて話してるだけでホッとし、もうそれだけでいい…あ、もう私、彼とこれ以上進展なくても大丈夫、という安心感にかられたんです。

これって何だろう…? と漠然と思ったりはしてたのですが。


これも後から思えば、離れているから一緒になりたくて、一緒にいる時は一つの魂だからそれだけで安心する、って事だったのかもしれないなぁ、と。





という訳で、今回は思い切った内容を書いてみました。

なかなかこういう内容をあけすけに書いて上げられる人ってあまりいないかな…とは思うんですが、私は性のエネルギーって人間として生きていく為にとても重要なものだと今は思っているし、ツインを語る場面では避けて通れない内容だと思っているのです。

逆に、私が書く事で「実は私もそうだった。自分がおかしくなったんじゃないんだ」と感じてくれたり、救いになる方がいらっしゃるなら幸いです。


なので、エロブログを書く訳ではないのですが(笑)、時たま、性エネルギーについての内容には触れていきたいと思います。

再会の実現

彼との再会時にやらかしてしまった大きなミス、それは…


「私が電車の時間を勘違いし、彼を大幅に待たせる事になってしまった」


というものでした。


ちなみにこの時の帰省ですが、息子は夏休み中で私は仕事があった為、一足先に息子一人で私の実家に帰省させてたので、この時私は一人でした。

(6歳以上の子供って一人で飛行機に乗せられるシステムがあるんですよ)

つまり、この待ち合わせは、私と彼が初めて二人だけで会う場でもあったのです。


彼と待ち合わせる駅へ向かう電車、ちゃんと時刻表を調べていったハズなのに…

何故か私は時刻表の自分の乗る駅ではなく、間違って別の駅の時刻表の時間をチェックしていたのでした…。

ネットの時刻表で確認すればそんなミスは出ないのでしょうが、その時私が確認した時刻表は、駅に置いてあるアナログの小さなポケットミニ時刻表。

いつも自分の手帳に入れて持ち歩いているので、その時刻表で確認したのでした。

そうしたら、間違って別の大きな駅の出発時間と自分の最寄り駅の時刻を見誤ってしまったという…。

(別の大きな駅の時刻は見やすいように他の駅とは別の色で表記されているので、意識がそっちに向いてしまってたんでしょうね…。)


だって、帰省用の大きなバッグ持ってようやく駅について、さぁ電車乗るぞ! と思ったら、その電車がとっくに出発しててもういなかった時の心境って想像できますか?

頭の中「…???」ですよ。

で、それで改めて手帳にはさんであった、そのアナログの時刻表を確認したら…

その時に初めて、時刻を見る駅を間違えてた事に気付くという…( ;∀;)


この時の私、唖然ボーゼンですよ。

ここは地方なので、次の電車の出発時刻は約40分後。

幸い、自分の乗る飛行機の時刻には十分間に合いますが、この大いなる勘違いのせいで、本来彼と会う時間が1時間位取れたハズが、たったの15~20分位しか無くなってしまったのです…。


とにかく私はすぐ待合室に行き、彼に「乗る予定の電車の時刻を間違えてたしまった、大幅に遅れます。すみません!」とメールをしました。

彼は幸い、駅近くのカフェで時間潰しをしてくれる事になり、じゃあ待ち合わせもそこでしよう、この店に来て、という返事をくれました。

あああああ、私のせいで彼をこんなに長く待たせるハメに…(汗)。


そして次の電車にようやく乗り、ターミナル駅について待ち合わせのカフェへ向かうと…

彼は私を見つけると、苦笑気味に笑ってました…。ははは、当然ですよね…。

もう私はとにかく平謝りでした。でも彼は怒ってる様子も無かったです。


短い時間でも取り合えず何か飲もう、と注文し、彼と席に付きました。


でもたったの15分や20分でお別れなんて、いくら私のミスとは言え、やっぱり寂し過ぎる…。


と、ここで私は咄嗟にひらめくのです。


もう空港に向かうバスの時間が近づき、店を出てバス停まで付き合ってくれた彼に、こう言いました。


「もしこの後、特にそちらに用事が無ければ、私が飛行機出発するまで、空港での時間潰しに付き合って欲しい。」


と。

つまり、空港まで同行を誘ったのです。


飛行機に乗る方ならわかると思いますが、飛行機って電車やバスと違って、出発時刻ギリギリに着いてもすぐ乗る事ってできないんですよね。

搭乗手続きあり、預け荷物検査と預け手続きあり、機内持ち込み荷物検査あり…と。

だからどんなにギリギリでも、出発予定の25分位前には空港に着かなきゃ厳しいです。

私の場合は若干の余裕を見て、飛行機に乗る時は大体1時間前には空港に着くようにしてます。だからこの予定の空港行きバスに乗っても、空港で結構一人で時間持て余しちゃうのも事実だったんです。


彼はまたまた苦笑…。そりゃそうですよね。


でも…結局彼は空港まで付き合ってくれる事になったんです!

彼も空港行きバスのチケットを買い、一緒にバスに乗ってくれました。


まぁ、自分でもこの時、よくもまぁこんな事を思いついて行動に出たと思います。よく考えたら結構大胆な行動ですよね(笑)。


空港に着いてからも、私の預け荷物を持ってくれたり、手続きの間待っててくれたりと、優しい彼でした。


預け荷物を預けた後は、私は機内手荷物検査ゲートに入るまでは空き時間なのです。この時は、それまであと30分程ありました。

なので、空港内の店で彼とまた軽くお茶しました。


不思議なもので、彼に再会するまでは会いたくて会いたくてたまらなかったのに、彼と会って顔見て話してるとホッとして、「ああ、この人とは一緒にいられるだけでいいな…」と思えました。


そしてついに機内手荷物検査ゲートに入るのもギリギリの時間になってしまい、このゲート前で彼とは名残りおしくもお別れしました…。


…と言いたいトコロですが。

実はここの空港、手荷物検査場に入った後でも、ゲート外とゲート内の人で、ガラス1枚隔てて目の前で顔合わせる事ができるんですよ(笑)。

しかもそのガラスの内側と外側に電話の受話器のようなものも置いてあり、ゲート内と外の人で会話もできるという…(笑)。


という訳で、私がゲート内に入ってしまっても、彼はガラスの外側にまだいて、私を見送ってくれるような様子でした。

さすがにこの受話器で会話はしませんでしたが…(笑)。


そしてとうとう飛行機搭乗時刻になり、彼とは本当にここでお別れしました。

会話はできないので、ジェスチャーで会釈したり、手を振ったりだけでしたが。



飛行機に乗りこんだ後は携帯の電源を切らなければならないので、飛行機を降りるまではメールも何も出来ず、帰省先の空港に着くまではそのままでした。

帰省先の空港に到着し、飛行機を降りてから携帯の電源を入れたら…お別れ後の彼からメールが届いてました。


彼、どうやら私の乗った飛行機が飛び立つまで、ずっと空港にいて見送ってくれていたみたいです。


そして、彼は空港から見える景色を眺めながら

「自分は今、なんでこんな所にいるんだろう…と不思議な感じです。」

と感じたようで、その気持ちをメールに書いてきていました。

自分の出身地でも、ここの空港に来る事なんて、今までほとんど無かったようです。だから不思議な感じがした、と。

確かに私が半ば強引に誘わなければ、彼はここにくる事はなかった訳で。

そして普通、家族や恋人、親しい友人でも無ければ、相手の乗った飛行機が見えなくなるまで見送りなんてしないよね…と、私は彼が最後まで見送ってくれたという事実を知って嬉しかったです。

どういう気持ちで見送ってくれたのかな、と。


しかし今思えば、私の時刻表見間違えミスって、何かに仕組まれていたかのような感じです。

普通ならいくらおっちょこちょいの私でもそんなミスはしないし、もしこのミスがなければ彼は空港まで付き添ってくれる事はなかった訳で…。

普通にただ1時間、お茶してお別れするよりは、余程インパクトのある出来事だよな、と改めて思います。

このミスが、私と彼をより近付けてくれたような気が今はします。



その後は彼も自分の実家に無事帰ったようで、お互いにお盆休み中はそれぞれの帰省先での出来事を毎日のようにメールで報告し合うという日々でした。


それぞれお互い離れているのに、何だか彼とは繋がっていられているような、不思議で嬉しい毎日でした。

再会の画策、そして…

その後、それをキッカケに彼とは毎日のようにメールをやり取りする間柄になりました。

彼は私とは世代が近かったこと(彼が少しだけ年上でした)、趣味が合った事から、昔のテレビの話や共通の趣味の話題で、お互いメールを送り合ってました。

そして今考えると、私のADHD特性であるおしゃべりな部分がメールの文面にそのまま表れたかのような長文メールも、彼は嫌がることなく、むしろ楽しんで読んでくれていたみたいです。

私は、彼との毎日のメールがとても楽しくなっていました。


ちなみに、私は既婚者ですが、彼は独身でした。

と言っても、正確にはバツイチだったようです。

そして私も既婚者といっても、旦那は単身赴任中で、私が普段携帯を置いている場所は寝室とは別だった為、メールは深夜になっても大丈夫、と彼に伝えていたので、メールがお互い深夜になる事も頻繁にありました。


そして、どうしても彼にもう一度会いたくてたまらなくなってしまった私は、何とかして彼に再会できないかを画策します。


そういえば彼からイベント帰りにお礼のメール来た時に、その時期がお盆前だったのもあり、お盆にまたこちらに帰ってくる、というような事が書かれていました。

なので、その時に何とか会えないかな、と思い…。

でもたった一度、イベントで会っただけの人なのに、いくらお互いメールが増えたとは言え、彼はもう一度会ってくれるだろうか? そして会うのを誘ってもいいものなのか、そんな事を聞くメールをわざわざしてもいいものなのか? と色々悩みました。

そしてそんなこと悩み過ぎて、家の近くで車の接触事故起こしちゃった位です…(汗。まぁ、物損だけの軽いものでしたが)。


色々悩んだ末、オラクルカードを引いてみることに決めました。


オラクルカードってご存知ですか?

天使のカードや妖精のカードなどメッセージ性やテーマのあるカードで、それを引くとその時に最適なカードが出てくるという、ある意味占いのようなカードです。

私はこのオラクルカードで「日本の神様カード」「日本の神託カード」の2種類を持っていて、何か迷い事があったり訪ねたい事があった場合、もしくは今どのカード(神様や精霊)が自分をサポートしてくれるのか、等を知りたい時に今まで使っていたのです。

職場の人間関係に悩んた時、旦那の転職についてなど色々な場面でそれまで使ってきましたが、不思議な程、その時にピッタリのカードが出るのです。

なので、この時は「日本の神託カード」を引いてみることにしました。

あ、ちなみに私がこの2つを愛用しているのは、私が日本的なものや神社、日本の神様の話である古事記などが元々好きだったからです。

日本の八百万の神々とか、全ての物には魂が宿るという考え、好きなんです。


そして神託カードを引いてみた結果…

結果のメモなどは残してなかったので何のカードが出たのかは忘れたのですが、ただ、内容としては「思い切って誘ってみなさい」と解釈できるようなカードが出たように記憶してます。

私、既婚者なのに神様や精霊からこんなアドバイスされて本当にいいのかな、でもお茶飲む程度なら別にいいよね…などと悩んでた私は、その結果に押されて、思い切って彼にメールをしたのです。


「お盆休みに帰って来られる時に、少しお茶かご飯程度で会えませんか?」と。

すると彼の返事は

「時間の都合上、会うのは難しいかも・・・。」

というような返事だったので、ちょっとガッカリしてしまいました…。


実は私もお盆は自分の実家に帰省予定があったので、お盆中にお互いに一緒に近くにいる事になるのは、たった1日程度しかなかったのです。

でも彼は

「せっかく気にかけてくれてるし、美真さんが帰省する時に、出発前に一応一言メールくれますか? 会えるか確約はできないけど…。」

という返事をくれ、まぁ、あまり期待はしないけど一応そうしようか、と思いました。


で、いざ当日。

はっきりは約束できないよ、って話だったんですが…

普通ならこの状況でわざわざ会いに来てくれないよな、って状況で少しの時間を作って会いに来てくれたんです!


私は実家への帰省は飛行機だったので空港に向かう必要があり、空港に行く為には一度電車で移動してターミナル駅で空港行きのバスに乗り換えなければなりませんでした。

なので、彼はこのターミナル駅で待ってるから、空港行きバスの出発時刻まで、少しだけお茶しよう…という事になったのです。


期待していなかったのに、彼と急に会える事になった私。

嬉しさと思いがけなさでもう心臓はドキドキバクバクです。


ですが…ここで私は信じられない、大きな大きなミスをやらかしてしまうのでした…。



という訳で、彼との再会バナシはまだ続きます(笑)。